見てはいけないブログ

コミュ障な人見知りが自由に書きます。

【だいちハウス長期滞在を終えて】山奥で逃げ回り、引きこもった僕が感じてきたもの

どうも、だいちハウスに長期滞在してきたレオンです。

 

だいちハウスを運営している矢野大地さんのTwitterがきっかけで僕は山奥にやってきました。

 

 

当時は確か、、

 

 

 

 

 

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こういうツイート。

(こんなドラゴンボールの次回予告みたいな文章ではなかったと思う)

 

ゆずらしきものを持って滞在者募集を告知していました。

 

 

 

面白そうなのでとりあえずメッセージ送ってみました。

 

 ↓

 

一日経っても返信が来ません(^o^)/

 

 

ビビりな僕は返信が来ないことにホッとしていました。

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部屋でゴロゴロして余裕をこいていたら返事が返ってきました。

 

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 ↓

 

 !!

 

 

 

 

 

メッセージのバイブにビビってスマホを投げました。

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恐る恐るメールを開いて話を進めました。

 

 

ミスマッチが起こらないようビデオ通話もしました。

 

 

 

とりあえず行くことに決めました。

 

 

案の定、当日に僕は後悔しました。

 

 

緊張により、物凄い気持ち悪さと頭の痛みに襲われながらも到着しました。

 

 ↓

 

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 吐きましたちゃんと駅のトイレでね

 

 

以上。だいちハウスに向かうまでの流れはこんな感じ。

 

 

こんなスタートでしたが僕が滞在した期間は2週間くらい。

 

それでは、大地ハウスに長期滞在して体験したことを感じたままに伝えていきたいと思います。

 

だいちハウスってどんな場所?

だいちハウスとは、高知の山奥(標高650m辺り)を拠点とする古民家です。

 

高知県嶺北地域の中にある本山町に位置しています。

 

地図で言ったら大体、

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少し驚くことにGoogleマップにも出てくるので詳細が気になる方は調べてみてください。

 

 

そんなだいちハウスを運営している方が

 

矢野大地さん

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NPO法人ONEれいほくの代表を務める

 

・ブログ「自由になっているサル」を運営。

 

・イケダハヤト氏の初代アシスタント

 

ヒッチハイク

 

・東北震災支援の復興に携わる

 

といった人一倍の経験をしてきた方で、今では嶺北地域を中心に様々な活動をされています。

 

 

だいちハウスで体験したこと

 ・イノシシをさばいた

だいちハウスの近くには猟師さんが住んでいます。ときどき顔をだしてくれるのですが、ある日突然イノシシを捕獲してきました。

 

そのイノシシを吊るします。

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少し衝撃的だったので画像は載せませんが、この後皮を剝いできました。

 

皮を剥いだら肉が露出した状態になり、そこからは精肉にしていきます。

さばき方にはコツがあって、教えてもらったことを簡単にまとめると、

骨の位置を手で確かめる

骨に沿って切り込みを入れていく

③骨に包丁の側面を当てながら膜を切っていく

この3ステップを踏めば初心者の僕でも一日でさばけるようになりました。

 

イノシシがさばけると、モテるらしいです。。。

 

・薪割り

「だいちハウス 薪割り」の画像検索結果

二振りしかしてませんが薪を割りました。やってみると意外と難しいです。

 

割ったまきはお風呂を沸かすときなどに使われます。

 

・鶏の世話

IMG_5064

彼の名はマイケル。

 

世話の流れはこんな感じ

をやる

をやる

の収穫

放出させる

 

これを毎朝当番制で回していきました。

水や餌をやると物凄い勢いで集まってくるのでやりがいがあります。

 

卵の収量は大体一日に2~4個くらい取れます。

ちなみに僕が収穫しにいくと行くと卵はいつも蛇に食われていたので収穫0の日もありました。

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そしてケースからたまに放出させると鶏が喜びます。

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非常に喜んでおります。

 

個人的に集まってばっさばっさするところがとても可愛いかったです。

暑い夏場は冷えた地中の土に体を擦り付けて涼しんでいるようです。

 

一番驚いたことは数十分放しっぱなしでもだいちハウスから逃げ出さないということ。

ただ、何時間も放していると獣に食われる可能性があるそうです。

 

 

イベント&ワークショップ

・ONEれいほく一周年記念パーティー

画像に含まれている可能性があるもの:32人、、スマイル、室内

。。。

 

 

。。。

 

 

ちょっと、人数多くない?

 

 

 

僕は参加してしまいました。

 

 

 

 

パーティーという名の戦場に。

 

 

これは、NPO法人が一周年を迎えたという記念に式場を貸し切りで行う盛大なパーティーです。

 

嶺北地域の方を中心に計70人以上もの人数が集まりました。

 

相変わらず僕は会場のムードに耐えられなくなり何度もトイレへ逃げました。

用も足してないのにトイレの水を何度も流しました。

そしてトイレから出られない自分に涙を流しました。

 

おそらくトイレに入った回数は誰にも負けない自信があります。

 

それでもトイレから戻ってくる僕と話してくれた方が4、5人くらい現れました。

 

高知の酒が美味いという理由だけで高知へ移住してくる方、元プログラマーの農家さんなど、いろんなバックグラウンドを持った方と触れ合う機会になりました。

 

 

こんな機会を提供してくれたONEれいほくにはこの調子で二周年目も突破して欲しい。

 

結局 なにが伝えたかったかというと、

「一周年おめでとうございます!」ということを伝えたかった。

 

・命の授業

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「命」がテーマのワークショップです。

 

まず始めに白い紙にペンを渡され、「親子丼」を題材にワードを派生させていきました。

僕が親子丼と聞いて思いついたワードは「米」、「鶏肉」、「どんぶり」の三つ。

 

そして最初にやった農作業が田植え。

画像に含まれている可能性があるもの:草、屋外、自然

 稲にめちゃくちゃ似ている「ヒエ」という雑草をひたすら抜いていきます。

※僕はパンツ一丁で田植えをしてドン引きされた経験があるため今回はしっかり履いていきました。

 

田んぼもすっきりしたところでお次は鶏のと殺です。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上

こんな感じに羽や足も縛っていきます。

 

この後耳の後ろを切ることによって出血させて殺しました。(かなり衝撃的だったので画像は載せません)

 

もちろん鶏はこの後のバーベキューで頂くことに。

炭火で網焼きした肉

 

僕にとって一番驚いたことは、鶏は殺されると察知して逃げ回るということ。

 

その間僕はずっと鶏の立場になって考えていました。

 

「あれ、仲間が殺されている」

 

 

「あ、ついに僕も食われるんだ…」

 

……

 

「死にたくない………」

 

「人間っていいな………」

 

 

言葉では言い表せないなんとも言えない気持ちになりました。

 

 

口だけでいうのは簡単ですが、実際に現場を見て感じる事で本当の意味で命に感謝できると思うのです

 

それこそ農業をする機会の少ない都心にいる方ほど体験してほしい。

 

 

ワークショップ終了間際、再び「親子丼」というワードから言葉を連想させていきました。

 

before

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After

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「 丼」が見捨てられてますが、「命」「子」「稲」といった感じに普段食事を頂くときには意識しないようなワードがたくさん思い浮かびました。

 

農作業をした後としないとでは食に対する考え方が断然変わっていきます。

 

農業をするということは、日常的に食べている料理がどのような過程で作られてきたのかを身をもって体感できるし、「食」について考えるいい機会なのです。

 

このワークショップに参加してから「いただきます」という言葉に重みを感じるようになりました。

 

 

だいちハウスに来て率直に思ったこと

 ・人が多い

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時期によりますが、とにかく人が多いです。

 

全国から、若者を中心にいろんな面白い人たちががどぅあああーー!と駆け込んできます。

一度に10人くらいやってくることもざらで、場合によっては30人くらい来たこともあるそう。

 

僕が行った時なんかはバーベキューを週に3回くらいのペースでやってました。

 

そして僕は明るいムードに耐えられず何度も大地ハウスの一角に逃げ込みました。

極度な人見知りにより、駆け込み寺であるべきが逃げ込み寺になってしまったのです。

 

ただ間違いなく、だいちハウスにはいろんな面白い人たちが集まってきます。

 

・昼寝が気持ちいい

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だいちハウスでの昼寝は最高です。

 

標高が高いため、ある程度涼しいので昼寝にはもってこいな環境ですね。

 

もうだいちハウスに来る目的が昼寝でもいいんじゃないかっていうレベルで気持ちがいいです。

 

僕はほとんど寝てた気がします。

 

・川が綺麗

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※この画像は沢です。

めちゃくちゃ綺麗です。僕はこのために高知へ来たといっても過言ではありません。

ちなみにここでは誰にもばれないように瞑想してました。

 

他にも魚を捕ったり、

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直接魚を捕りにダイブするのもいいですね。

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(寒くて動けませんでした)

魚もドン引きです。

 

次来るときは確実に釣り竿を持っていきます。

高知に行けば川に困ることはありません。

 

・星空が綺麗

「星がキレイな北アルプスの夜空星がキレイな北アルプスの夜空」のフリー写真素材を拡大

タイミングが良ければ、めちゃくちゃキレイな星空が見られます。

 

もし星空に飢えている方はプラネタリウムで消耗してないでだいちハウスで見ることをおススメします。

 

・ 虫が多い

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とにかく虫が多いです!

もう虫がいなければ移住したいとすら思ってしまいます。

 

個人的に山奥のうざい虫ランキング

一位:蚊

二位:蜂

三位:アブ

四位~:得体のしれないブンブン勢

 

こう見るとどこ行っても同じな気がしますが虫の数、種類が豊富過ぎてもうどれがなんの虫なのか分かりません。

 

自己紹介も無しに刺してくる虫だっています。

人だけでなく虫もカオス状態なのです。

 

 

・水が美味い

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蛇口を捻れば川から引いた天然水が出てきます。

 

その水がもう最高に美味い!

 

山の恵みを身近に感じられるのも山奥での特権ですね。

 

・山奥の割に情報リテラシーが無駄に高い

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ただでさえ人口も少なく高齢者の多い限界集落で「VALU」とか「ビットコイン」とかいうワードを聞いたことありますか?

 

普通、ド田舎では聞かないようなワードがだいちハウスではしょっちゅう飛び交っています。

 

なんだかシュールなトーク風景を見ていた気がするし高知は少し異常だったのかもしれません。

 

だいちハウスへ来て変わったこと

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僕はだいちハウスへ行って人生が変わった!!

 

 

 

たくさんの方から刺激を貰えて本当に良かった!!

 

 

 

多くの人と繋がりを持てた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なーんていう感想はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく面白そうだから行っただいちハウスですが、

 

だいちハウスに来る前の自分終わった後の自分を比べてみると

 

 

 

自分、何にも変わってないなー

 

 

って今でも思います。

 

いつまで経っても恥ずかしがり屋で人前から逃げるし、

行動はしないし、

仕事してるフリしながら8割型ネットサーフィンしてるし、

無気力で寝てばっかだし。

 

 

ダメな人間には変わりません。

 

 

でも一つだけ大きな収穫があります。

 

 

それは

 

だいちハウスという存在を知れたこと。

 

 

これはツイッターやブログの文章や画像を見て知るのとは訳が違います。

 

 実際に山奥へ足を運んで現地の生活に溶け込んでみて感じたことがあります。

 

僕みたいな極度な人見知りでコミュ障な人間、

路頭に迷ってどうしたらいいのか分からない若者、

会社を辞めて行先未定な社会人。

 

全国からいろんな人を集めてはカオスな空間を作り、そこで価値観や情報を共有し合う。

 

そこではじめて、山奥にもこんなに素晴らしいコミュニティがあるんだ!ということを知ることができました。

 

高知の山奥にこんなに人を集めることができるって単純に凄いなと衝撃を受けました。

 

これが僕にとって一つの収穫でもあります。

 

 

この記事ではだいちハウスをメインに書いてきましたがその他にも

 

林ハシルさんが運営するハヤシハウス。

 

文太さんが運営するブンタハウスがあります。

 

どちらも本当にお世話になりました。

 

 

もし少しでも気になった方は、とりあえずメッセージを送ってみましょう。

 【募集!!!】8、9月にだいちハウスで短期滞在しませんか?? | 自由になったサル

 

 

行き方の流れは冒頭に説明した通りです。(これから応募する皆さんがスマホを投げたり駅で吐いたりすることはそうそうないかな)

 

行ったところで人生が変わらないかもしれないけど、人生を変えるきっかけを与えてくれる場所だと思ってます。

 

こんな場所、こんな生き方、こんな選択肢があるんだ!と、何か一つでも感じることができれば自分の世界が少し広がるのではないでしょうか。

 

 

 

最後に

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約五分間の車移動の間に、人見知りは克服できるということを過去の体験談と今の姿で証明してくれた矢野大地さん

 

起きていると絡まれるから寝てるフリをしている僕に二度も布団をかけてくれた林ハシルさん。

 

相談したくても話しかけるタイミングが分からずに二週間が経ったけど僕にドミニオンを丁寧に教えてくださった文太さん

 

圧倒的に影の薄い僕の存在を認めて話しかけてくれたONEれいほくの皆さん

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【なぜ農業をする若者がいないのか】農業嫌いの僕が本音を語る

どうも、農業が嫌いで仕方がないレオンです。

 

皆さんは「農業」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

・汚い

 

・キツイ

 

・つまらない

 

・虫が怖い!

 

僕は虫が5割を占めているのですが、大体の若者は「きつい」、「つまらない」、「汚い」といったイメージが大多数を占めるでしょう。

 

でもその原因には根本的な理由が結びついてくると思うのです。

なので今回は少し掘り下げてみようということで記事にしてみました。

 

 

⚠警告:おそらくこの記事では僕が吐きそうなくらい「農業」というワードが出てくると思いますので、あまりにも「農業」という言葉が嫌だという方はそっと画面を閉じることを推奨します。

 

農業嫌いな僕が農業について語ろうとしているのもなんだかおかしな話ですが、

農業嫌いな人から見る視点も農業の未来を考えるにあたって重要になってくると思うのです。

 

 

・農業離れの根本は単調作業が多いこと

農業といえば単調作業が非常に多いです。

 

雑草を抜いたり刈ったり、農作物をハサミでチョキチョキして収穫したり………

挙げればきりがないのですが、もう誰でもできてしまうような作業が農業界には溢れています。

 

しかもそんな単調作業を長々とやるのです。

 

すると大体の人は直ぐに飽きてしまう。

 

その結果、農業は「つまらない」ということに結びついてしまいます。

 

当たり前ですが、つまらなければ誰も農業をやろうと思いません。

 

しかしそれだけではありません。

 

場合によっては蒸し暑いハウスの中や炎天下で単調作業を長々とやらされることもあるわけです。

 

すると精神的、肉体的にも「きつい」想いをします。

 

きつい仕事をするくらいならオフィスの涼しい部屋で作業しているほうが

 

正直、

 

 

 

 

 

 

楽。

 

 

 

 

 

若者をターゲットにした農業体験について

若い農家が足りないがためによく都会の方や農業初心者の方を田舎に呼び込んで農業を体験させるという企画がありますよね。

 

ただ一時的に人手が足りなくて手伝ってもらうのが目的だったらそれでいいと思うんですが、

もし農業をする若者を増やしたいと思うのなら最初のとっかかりが重要だと思うのです。

 

というのも農業が初めての方が農場に出てただ目の前のことを永遠と手伝わすということをさせられたら体験する側としては何を思うのでしょうか。

 

僕ならつまらないと思って即サボります。

 

ですがこれも体験する側が何を目的に参加するかに左右されます。

 

その作業を体験と捉えるか。

それともボランティアと捉えるか

 

僕はいつまで経っても後者でしたが、最近では経験や知識を増やすという意味では後者もありかなとも思ってます。

 

それでも多くの方が前者の「体験」にフォーカスを当ててやってくるはずです。

 

農業ってどんなものなのか。

楽しいのか。

自分に合っているものなのか。

 

いろんな期待を胸に体験しにくる方が多いと思うのです。

 

それなのにただただ農作業をやらさせられているだけでは楽しさを見出せずに本心では、農業はつまらない、つらいといった感想を残して帰って行ってしまう若者も少なくないのではないでしょうか?

 

これは非常に勿体ない話です。。

 

農業というワードに何を組み込ませていくのかが鍵

農業が嫌いだったり苦手意識がある方ってそもそも「農業」と聞いただけで冒頭にあるようなマイナスなイメージを抱いてしまうんですね。

 

それでも農業は見方によっては楽しいものになるんです。

 

 

例えばONE嶺北が行っているような農業をスポーツにするというもの。

 

onereihoku.org

 

 

泥んこになりながら田んぼの中を暴れまわります。

偉そうに言うのもなんですが素晴らしい発想だと思いました。

これだったら農業が嫌いな人でも楽しめるのではないでしょうか。

 

つまり農業というワードに楽しそうなワードを組み合わせればいいのです。

 

非常に主観的ですが、楽しみながら農作業になる案を考えてみました。

 

みなさんは幼稚園や小学校時代、農作物を掘り出すという行為に没頭していた経験はありませんか?

 

僕はどこかに宝が埋まってないかとロマンを追い求め、何もないところに深い穴を掘って遊んでいました。

 

つまり農場は「宝探し」という見方もできると思うのです。

それは芋に限らず大根でもニンジンでもジャガイモでもいい。

 

畑で宝探し大会があったら最高に楽しそうじゃないですか?

 

例えば、

 

・大きさ部門

 

・総グラム数部門

 

・面白い形部門

 

という感じに部門別に分けて競技にしてみても面白いでしょう。

根菜類に限らずどの農作業も「競技」として成立させることに何かヒントが見えてくるのかもしれません。

 

さらには農作業をしていることを忘れさせるようなワードを組み合わせれば農業も楽しいイメージになるんじゃないかな。

 

まとめ

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やはり農業は単調作業が多くてつまらん!というのが本音。

相変わらず僕は農業の面白さを見出せません。

 

ただ単調作業をいかに楽しくさせるかが重要で、

多くの若者がお祭りに集まるように、農業体験などもお祭りのような楽しい企画を立てるべきじゃないかと考えてます。

 

後、こんなこと書いてますが正直農業が好きか嫌いかなんて人それぞれだしやりたい人だけがやればいいと思います。

 

結局何が伝えたいのか分からなくなったけど、

 

 

 

とにかく僕は農業が嫌いだ

 

 

ということ。

 

 

 

・最後に一言

もう農業の記事は書きたくない。

 

 

 

 

【洞窟探検するならCiaO!】無料でケイビングツアーを楽しんできた話。

どうも、探検家に憧れて探検してきたレオンです。

 

タイトルの通り、僕は実際無料で洞窟探検をすることができました。

 

それには色々わけがあるのですが、今回はそれにちょっとだけ触れて、後半ではケイビングツアーの魅力を紹介していきたいと思います。

 

「無料とかどうでもいいからさっさと洞窟探検の魅力を教えろ!」

という方は前半読み飛ばしちゃってください。 

 

この記事、載せちゃって大丈夫なのかな…。

 

いや、見てはいけないブログだから誰も見ないだろう。

 

 

ケイビングツアーとは?

まず、ケイビング=洞窟探検であることを伝えておきます。

 

今回僕が参加したツアーは、洞窟探検プロガイドチーム「CiaO!」がガイドを務めるケイビングツアー。

genkijin.jp

 

プロガイドチーム「CiaO」のサポートにより東海地区でも洞窟探検することができます。

 

そんな東海地区の中で僕が参加したツアーは岐阜開催コース岐阜の洞窟です。

 

その中でもいろんなコースに分かれています。

 

・チャレンジコース   料金 9500円 

 

・アドベンチャーコース 料金 16000円 

 

・ウルトラコース    料金 45000円

 

 他にもありますが時期によって異なるのでまずこの3コースがメイン。

 

料金が高くなるにあたってより長時間かつ迫力満点なツアーを楽しめます。

 

なぜ無料で参加できたのか

なんでこんな高額なツアー無料で参加してんだ!とお怒りの声が聞こえますのでことの発端をお伝えします。

 

この記事に少し触れてますが、

↓  ↓  ↓

ngron.hatenablog.com

 

面倒くさいわ〜って方のためにもここで簡単に説明しておきます。

 

いきなりですが皆さん、クレイジージャーニーという番組を知ってますか?

 

簡単に言うと常人では考えられないクレイジーな人をゲストに招く番組です。

 

そこで出演していた洞窟探検家の 吉田勝次さんに感化されて

 

「この人やばい!会いたい!」そして「洞窟探検に行かせてくれ!」とメッセージを送ったんです。

 

 

すると、

 

 

 

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的な返事がきて

 

 

メールでは洞窟連れてってあげるという返事は来なかったのですが、

 

 

 

実際事務所に着くと、

 

 

吉田さん:「うちの会社の松下ってやつが洞窟に連れてってやるよ

 

僕:「(松下さんって誰だ?)」

 

という流れで、洞窟探検に連れていってもらえることになったのです!

 

 

 

 

 

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 飛んでませんが多分飛び上がるほど嬉しかったです。

 

 

ちなみに僕を洞窟に連れてってくださった松下さんという方は洞窟探検のプロガイドです。

 

世界を4周半放浪した

NASAの6次審査まで通った。

 

とか異色の経歴を持っています。(違ってたらすみません)

 

そんな松下さんと車で愛知の事務所から岐阜の洞窟まで向かう途中、僕はあることに気づきます。

 

 

僕:「松下さん、ツアーって普通なら料金かかりますよね?僕、財布の中300円しかないんですよ。。。」

 

松下さん: …

 

 

 

僕:「(松下さん? )

 

 

 

 

 

僕:「(松下、、さん? )」

 

 

 

 

 

 

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※こんなドヤ顔っぽい言い方ではありません。

 

 

僕:「本当ですか!?本当に申し訳ないです×2、ありがとうございます!」

 

松下さん:「吉田さんがタダで連れてったれって言ってたから。」

 

僕:「マジですか!?」

 

松下さん:「ただな、君は客ではなくアシスタントのフリをしてほしい

 

僕:「なるほど(意味を理解していない)」

 

 

まず状況としてはこんな感じ↓

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なぜ僕がアシスタントになったかというと、

 

僕以外にツアーに参加しているカップルのお客さんがいるのですが、

現地でコースを選んで料金を支払うときに他のお客さんが僕のことを見て、

 

「あの人(僕)客なのに料金払ってないなんて不平等だ!」

 

という事態が起きてしまうからです。

 

でも僕がアシスタントならお客さんも、そこで働いてる人なんだーと思います。

 

という感じに僕は客ではなくガイドのアシスタントとして参加したわけです。

 

そう、洞窟に入ったことすらない世界一頼りないアシスタントが誕生したということ。

 

 

今回はどんなコースに参加したのか

 もちろんですが僕はアシスタントなのでどのコースになるのかは全てお客さんにかかっています。

 

ここでおさらい。

 

・チャレンジコース   料金 9500円 

 

・アドベンチャーコース 料金 16000円 

 

・ウルトラコース    料金 45000円

 

僕はカップル(お客さん)がコース料金を選んでいるところを密かに聞いていました。

 

松下さん「お客さん、今回はどちらのコースをお選びでしょうか。」

 

カップルの男「んーー、最初だし、とりあえずチャレンジコース行っとく?」

 

カップルの女「えーー、どうしよーーー、迷うーーー!」

 

松下さん「お客さん、もう一個上のアドベンチャーコースの方がビショビショになって#%$#&$&#&$#ーーーーーーーー!!ってできますよ!」

 

カップルの男:「まじすか!?俺も#&’)&”’#&”’&$ーーー!!ってしてぇ!じゃあせっかくだし、アドベンチャーコース行っとく?」

 

カップルの女:「いいね!私も##’%%&$’%’)’ーーーーー!ってしたい!!アドベンチャーコースにしちゃおーーーーー!」

 

    ※耳が悪いのでなんと言ってるのか分かりませんでした。

 

僕:「(あれ、なんかグレードアップしたぞ)」

 

 

という感じにハイテンションな会話が続き、僕は16000円分の申し訳なさを覚えながら洞窟ツアーに参加することになりました。

 

松下さん、カップルのお客さん、本当にありがとう。

 

 

洞窟へ入る前の準備

洞窟に入るには基本的につなぎを着ていくことになります。

 

松下さん:「まず、濡れるの確定ですが、今回持参してきてくださった服の上からつなぎ(レンタル)を着てください」

 

ここで僕は究極の選択を迫られた。

 

まず僕には着替えが一枚もない。

 

そう、帰りの着替えはどうするか問題だ。

 

それに洞窟は意外と寒いと聞いてる。

 

この時迫られた選択しは二つ。

 

帰りの服を犠牲にして洞窟の中で多少暖かい思いをするか

 

帰りの服を確保して洞窟の中で寒い思いをするか

 

しかし、帰りの服がなくなると僕は帰りのヒッチハイクは泥だらけのビショビショ…。

 

一体そんな男を一体誰が乗せてくれるのか。

 

僕なんかに「帰りの服を貸してください!」と頼む勇気もない。

 

もうこの際考えるのが面倒になりとりあえず上の服は全部脱いだ

 

上半身裸の僕:「すみません、まさか洞窟行けるなんて思ってなくて、、着替え、、持ってきてないです。。」

 

松下さん:「そうか〜、じゃあせめてパンツだけ履いてその上から着ようか」

 

僕:「すみません、パンツ履いてないんです…」

 

松下さん:「あ、そういう感じの人?」

 

僕:「いや…あの……あの…たまたま…つなぎの下、、スッポッポンで行きます。」

 

松下さん:「…」

 

 

 

参加者の方は必ず着替えの服を持っていきましょう。

 

 

 

本来の洞窟探検の装備はこんな感じ。

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洞窟専用のつなぎを着ます。

 

つなぎ」を着ることによって、

ほふく前進した時にズボンが脱げて僕のアレが露出されるリスクが無くなります。

 

ちなみにアシスタント扱いのためか、僕だけプロテクターとグローブがありませでした。

 

 

非常に余分な会話が続きましたが、そろそろこの記事も洞窟へ向かいます。

 

 

いざ、洞窟へGO!

まずは長良川が近くを流れる山道を歩き、

 

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山道から外れ、少し山を登ると…

 

 

 

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ドン!(写真が欲しい)

 

ありました。

 

洞窟の入り口です。

 

僕:「穴小さ!」

 

お客さん:「フフ!」

 

幅は大体40cmかもうちょっと無いくらいでめちゃくちゃ小さい穴でした。

 

残念ながら多分デブは入れません。(喧嘩は売ってません)

 

来た人は必ず驚きます。

 

マジでこんなん入るの!?ってなります。

 

本当に小さい穴です。

 

ちなみに松下さんが洞窟専用らしきカメラを持っているため記念撮影も行いました。

 

ですがこれから先は残念ながら写真はほとんどありません。

 

なぜならアシスタントの扱いはこんな感じだからです。

↓      ↓      ↓

  

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 アシスタントは客ではないので基本的にカメラを避けまくります。

 

僕はもともとカメラを避けることは得意だったのであまり苦ではありませんでしたが、

いるだけでなんか申し訳なったです。

 

 

ささっと洞窟の魅力を教えろ!」という声が聞こえましたのでそろそろ洞窟に入りたいと思います。。

 

 

ついに洞窟の中へ潜入!

興奮のあまり全然覚えてないですが、記憶をフルに振り絞り洞窟の中をお伝えします。

 

幅40cm未満の狭すぎる穴は縦穴になっており、降りたらすぐに洞窟の地面に着地できました。

 

 

辺りはもちろん真っ暗。ライトがないと多分死にます。

 

そして思ったより涼しかったです。温度は年中13度だそうです。

 

まず初めにガイドさんが洞窟ができる仕組みを説明してくれました。

 

僕は早く先に進みたくて全然話を聞いてなかったですが…。

 

覚えてる限りメカニズムはだいたいこんな感じ↓

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地中に眠っている石灰岩が酸性を含んだ雨に溶かされて空洞ができます。

 

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それも年月をかけてどんどん広がっていきます。

 

 

しかし最後には、溶され続けて洞窟の表面が薄くなっていくとついに崩壊してしまうのです。

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こんな説明であってるのかな。

それでも洞窟のでき方を知ってから探検するとより面白いものになります。

 

なんと言って何億年の年月をかけたものに触れられるのも歴史を直で感じ取れる一つの魅力です。

 

 

しかし、とにかく僕は先に進みたかった。

 

パーティー構成はこんな感じ。

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 隊長が一番前で僕がお客さんを挟んで一番後ろ。

 

置いてかれたら終わります。

 

数々の穴を突破していかなければならないのですが、もうめちゃくちゃ狭かったです。

 

30cmくらいの幅しかない穴を容赦なくぐいぐい進んでいきます。

 

なんと言っても溶けた水がめちゃくちゃ冷たいし岩がゴツゴツ体にあたって痛い!

 

「松下さん、プロテクターとグローブください!」と心が叫んでました。

 

ある体勢を作らないと絶対くぐり抜けられない場所がいっぱいあるので、

ガイドさんが突破法を次々と指示してくれます。

 

先頭になって見本を見せてくれるので安心して洞窟探検できるところが非常に頼りになりました。

 

一番初めの難関はこれ、

 

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岩と岩に挟まりながら背中と腕を密着させてできるだけ奥へぐいぐい進んでいきます。

 

ちなみに技名があるのですが数秒で忘れました。

 

これ、かなりやばかった。

 

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地面までの距離が分からないのに滑り落ちなくてはなりません。

 

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滑り下りれば広い空間と仲間が待ってます。

 

ちなみに、普通に痛かったです。

 

 

次にやったのがほふく前進。

 

ほふく前進って手だけを使うイメージがありますよね?

 

しかし、それだと体力を消耗するので極力足を使って前に進むのです。

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足でぐいぐい進んでいきます。

 

 

 

そんな困難を乗り越えてきた先にはなんと、

 

 

ついに、

 

 

 

 

 

メインターゲットの、

 

 

 

 

 

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地底湖です!

 

綺麗すぎじゃないですか!?

 

ちなみに地底湖の水も飲んじゃいました。

 

純度100%で冷たくて最高に美味しかったです。

 

アドベンチャーコースじゃないとおそらく見られなかったからお客さんに礼を言いたい。

 

本当にありがとう。

 

控えめに言って最高に綺麗でした。

 

 

 

そして一番やばかったのが冷たい冷たい水の上を、ほふく前進で進むこと。

 

全身がビショビショになるわけです。

 

 

松下さん「これ、かなり冷たいから覚悟しとかんとやばいぞ」

 

 

僕 & お客さん「え。嘘でしょ!?」

 

 

松下さん「いきまーす(入水) ウォォォォォーーーーーーーーー!!!ヒャャャャャーーーーーーーー!!」

 

 

お客さん「」

 

 

 

 

お客さん「いきます!(入水) ウヒョーーーーーーーーーーーーーー!!!!アーーーーーーー!!!!!!やばい!!!!!!冷たい!!!!!!!」

 

 

僕「(待ってる間怖すぎ)」

 

 

 

僕「いきます!(入水)

 

 

 (あ、これやばいやつだわ)

 

 

フアァァァァァーーーーーー!!! 

 

 

 

待って!、、、あそこが、、、やばい!!!

 

 

なんか、引っかかった!!

 

 

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現場はこちら。大切な何かが岩に引っかかって前に進めないようです。

 

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ピースなんてしてますが本当はそんな余裕はありませんでした。

相当冷たかったです。体感温度だと5度くらいかな。

 

 

最後の難関を突破して後は戻るのみです。

 

来たルートを戻るのかと思いきや全く別のルート。

 

なんと出口は別の穴かと思っていたら一周してて最初入った穴から出られました。

 

洞窟ってすごく不思議です。

 

所要時間は3時間くらいでしたが体感的には30分くらいでした。

 

洞窟から出たら「もうそんな時間経ったの!?」ってなります。絶対。

 

洞窟探検は最高に楽しかった!

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冷たい!とか痛い!とか色々書いてましたが最高に楽しかったです。

 

めちゃめちゃ運動になるしなんと言ってもスリル満点!

 

みなさん、洞窟探検に行くなら「CiaO!」です。

 

洞窟に入って非日常を味わってみてはいかがですか?

 

日々の悩みも全部吹き飛びます!

 

 

最後に、

無料で体験したからにはCiaOの魅力を紹介しないと多分ガイドさんに怒られてしまうので簡単に紹介します。

 

 CiaO!のここがオススメ!

・ガイドが的確な指示をしてくれるから安心して探検できる

 

・洞窟のいろんな知識を学べる

 

ガイドがイケメン

 

・写真はガイドさんが撮ってくてスマホに転送してくれる

 

地底湖が綺麗すぎる

 

これから洞窟探検する人へ伝えたいこと

・つなぎの下はスッポっぽんでも割といける

 

・洞窟は、痛い冷たい怖い

 

・洞窟の中でスマホを持ってくと多分スマホが終わる

 

・無料で行きたいなら申し込みページからではなく吉田さんに「洞窟行きたいです!」とダイレクトにメールで伝えてみる(ただし、若造に限ると思われる)。

 

 

以上。僕なりにまとめました。

 

 

皆さんも洞窟探検で存分に体を動かしてリフレッシュしましょう。

 

それでは。 

【田舎フリーランス養成講座】僕には最高の仲間がいる

田舎フリーランス養成講座へ参加したレオンです。

通称いなフリ。

 

僕はこのいなフリに参加して本当に良かったと思っています。

 

参加する前はパニック障害とか多発してました。

ngron.hatenablog.com

 

あのツイートが無ければ僕は参加していなかった

 

僕がいなふフリを知ったのは、Twitter上でのカルロスさんのあるツイートがきっかです。

 

 

 

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当時は確かこんなツイート。もっといいね❤があったかもしれません。

 (履歴が無かったので自分で書きましたが多分八割型間違ってます。)

 

 

気になっていなフリのページをクリック。

そして文章を読んでいくうちに、

 

間違いなくワクワクしている自分がいました。

 

これだっ!と思い即応募。

 

直感を信じました。

 

あのツイートが無いと参加してなかったんだと思うとゾッとします。

 

 

その前にいなフリって何?と思った方がいるかもしれませんので簡単にご紹介します。

 

田舎フリーランス養成講座(いなフリ)って何?

 一ヶ月間、千葉県の田舎でweb系のことをみっちり学ぶことができるプログラムです。

  

web関係を学ぶと言いましたが、

 

・田舎へ体験移住してみたい

・一人で稼ぐ力を身に着けたい

スキルアップしたい

 

といった感じに目的は人それぞれです。

 

僕は自分の人生に本気で向き合うこと、場所問わず稼ぐ力を身に付けることを目的に参加しました。

 

ちなみに開催場所は金谷といすみ市の二箇所にあるのですが、今回僕が参加した場所はいすみ市です。

 

千葉県いすみ市は大体、

 

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我らの拠点、コワーキングスペースhinode

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hinodeは最高に綺麗です。

リゾート気分を味わえます。

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午前中はここで講義を受講。

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 ここがのんびり休憩するスペースで、外部から色んな人たちが来たりします。

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集中して作業をしたい人のための静かなスペースもあります。

 

これほど仕事がしやすい環境はなかなか無いのではないでしょうか。

もう施設全体が綺麗なので、一度立ち寄ってみることをオススメします。

 

ワークショップ

・田植え

つるかめ農園さんの方で田植えを初体験させていただきました。

 

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泥んこになりながら田植え。

田んぼは温かいから寒い日は座りながら植えるのが基本です。

 

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注意:パンツ一丁で参上するとつるかめ農園さんのほうでドン引きされます。

 

違う民族が乱入して来たかのような雰囲気になるので服は着ていきましょう。

 

僕は本当に申し訳ないことをした。

 

しかし、裸だった僕にTシャツを貸してくれたつるかめ農園さんの心は

田んぼ並みに温かかった…。

 

DIY

ひもりん巨匠が中心となって小屋作り。

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木材を切ったりインパクトドライバーで組み立てたりしました。

 

 

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普段使わない道具を使ったり新しいことばかりなのでどれも貴重な経験です。

 

自分は丸のこ(チェンソーみたいなやつ)で自分を二度切りそうになりましたが、良くも悪くもいい経験になりました。

 

それでも自分の手で物を一から作りあげるという体験は一度してみると面白いです。

 

稼ぐことはできたの?

いなフリで10万くらい稼ぎたいなと思っていた私ですが、

 

いくら稼げたの?と問われればこう答えます。

 

 

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はい、稼いでおりません。

 

厳密にいうとクライアントへの提案や、やり取りが下手すぎて仕事が貰えませんでした。

 

でも稼ぐ力がついたか?と問われれば、

 

参加する前よりかは身についたと感じてます。

 

バイトの電話に2年間ビビって応募できなかった僕が初めてクライアントとの電話を果たしたり、

 

仕事の貰い方を教えてもらったり。

 

どれも初めての経験ばかりでしたが、個人で稼ぐための必要な知識や経験は最低限積むことができました。

 

個人で仕事をとりにいくのは想像以上に大変だと思い知ったし、フリーランスという働き方を身をもって体感できたのも大きいです。

 

いなフリを共に過ごした最高の仲間

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僕が一ヶ月間共に過ごした仲間を紹介したいと思います。

 

・講師陣

 池ちゃん

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 いなフリを運営している社長さん。

一言でいうと、なんでもできてしまう天才です。

 

特に思考能力などが桁外れで、自分にないものばかり持っていて圧倒されました。

 

講義では主にサイト制作などを教えてくれます。

 

自分は講義中に振られるのが怖すぎて毎日消耗していましたが、質問する度に的確なアドバイスをくれるし、特に質問力の大切さを学びました。

 

カルロス🏉

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一番お世話になった僕のメンターです。

純日本人と知ったときはかなり驚きましたが、今でも信じられません(すみません)

 

極度な人見知りである自分とは正反対の人間でかなりイライラさせてしまったと思いますが、そんな僕でも受け入れてくれました。

 

カルロスさんといると元気になれるし、一緒にいるとなんか何してても生きていけるんじゃないかなとか思ってしまいます。

 

本当にたくさんのエネルギーをいただきました。

 

 ごうさん

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 hinodeの店長。顔も声も普通にイケメンです。

 

ライティングが神がかっていてそろそろキーボード壊れないのかなとか思いながらタイピングを眺めていました。

 

ライティングの講義が非常に分かりやすく、今もここで学んだことを活かしています。

 

後、めちゃくちゃ真面目だと思っていましたがそうでもありませんでした。

 

・受講生

たつやん🐟

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サバ缶を集めるけどサバ缶を食べないサヴァカニスト。

 

サバ缶に無関心な僕でしたが、たつやんに出会ってから買い物でサバ缶を探すようになりました。

 

理学療法士という顔も持っており、今後どう活かしていくのか楽しみです。

 

ユッケ✔

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バスケ好きなスポーツマン。

バスケが好き高じてなんだか日本のバスケ界を変えてくれそうな予感すらあります。

 

行動力が半端なく、どんなワークショップにも積極的に参加していました。

 

自分にとってゆっけのノリの良さは見習うべきところ。

 

ていちゃん

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横顔が魅力的だと評判なため横顔写真を採用。

 

いなフリ中「ていちゃん」と呼ぶのが恥ずかしくて毎回「ていさん」と呼んでいました。

 

ていさんは写真を撮るのが上手く、特にインスタグラムはどの写真も綺麗で見どころ満載。

 

緊張で全然話すことができませんでしたが、僕が愛知へ失踪したときに心配してくれた優しいお姉さんです。

 

 むろちゃん

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 タイ好きな旅人ブロガー。

 

いなフリ来る前からブログが月に80000PV?とかいっていて只者ではないことを知る。

 

多分僕が生きてる限り何しても心配されるんじゃないかなってくらい、いつも心配してくれる親みたいな存在。

 

タイのことならなんでも知ってそうだからいつかタイに連れて行ってほしい。

 

まるま

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 いなフリメンバーの中で一番話しかけやすかったのがまるま。

心理カウンセラーをやっていて、とても落ち着いてるので相談相手には持ってこいな存在。

 

天体観測やチョコレートオタクといったいろんな顔を持っている。

 

いつか自分の手でチョコレートを作るということで、個人的にチョコレートの家を作って欲しい。

 

おのたく

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いなふり史上最年少で参加したおのたく。

 

まるで年下とは思えないコミュ力や文章力にいつも圧倒され、自己嫌悪に陥っていた自分を思い出す。

 

ライティングは文章力だけでなく早さも桁違いで、いなフリ中にガンガン仕事をこなしていた。

 

将来は社長になるということで間違いなく大物になる期待の若者。

今のうちにサインを貰っておくことをおススメする。

 

 なみさん🍧

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田舎起業家で山猫のかき氷屋を運営。

 

ただのかき氷ではなく、地域の果物や野菜を使ったかき氷を提供している。

 

僕は食べたことがないから今すぐにでも食べたい。

なみさんのかき氷はもうすでに人気だけど、全国、いや、世界に広まること間違いなし。

 

いなフリへ来て変わったこと

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僕はいなフリへ来る前、何者でもない自分に自己嫌悪を感じてこんなことを考えていました。↓

 

「こんな自分が来てしまって本当に申し訳ない」

「マジで帰りたい」

「緊張で吐きそう」

「その場にいるだけで恥ずかしい」

「コミュ障で申し訳ない」

 

そんなネガティブ思考な僕でしたが、講師も受講生もみんないい人でどんな自分も受け入れてくれました。

 

お陰でそれでいいんだと気づくことができ、どんな自分も認めてあげられるようなりました。

 

 

ただ、この一ヶ月で人生が変わったと言えば、別に変わったわけではありません。

 

それでも今、

 

自分だけでなく他人の人生のことも本気で考えてくれた最高の仲間がいます。

 

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↑みんなが考えてくれたやってほしいことリスト↑

 

これだけでも大きな財産だと思うのです。

 

今となってはいすみにいるメンバー全員、僕からすれば親みたいな存在です。

 

いなフリにはどんな自分でも受け入れてくれる環境がありました。

 

もし参加しようか迷っている方は、とりあえず申し込んでから考えることをおすすめします。

 ↓  ↓  ↓

inaka-freelance.jp

 

 

 

 

【やりたいことがないのは嘘?】とりあえずやりたいことリスト100を作ってみよう

 

「私はやりたいことがありません。」

 

この言葉は皆さんもよく耳にしてよく使う言葉ではないでしょうか。

 

僕は今までこの言葉をずっと使ってきました。

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

それは単なる嘘に過ぎないと思うのです。

 

 

 

 

さて、これは一体どういうことなのか

 

 

ん?と思った方、

 

 

とりあえずやりたいことリスト100でも作ってみましょう。

 

 

?やりたいことリスト100って何?

と思った方のために非常に分かりやすく説明します。

 

あなたがやりたいと思ったことをそのまま紙に100個書く!以上です!

 

 

………

 

 

まあとりあえず紙と鉛筆でも用意してのんびり聞いてやってください。

 

 

 

 

 

 

当時「やりたいことがない!」と嘆いていた僕は二週間もの間本気で自分と向き合い、

 なんとか

 

自力でやりたいことリスト100を作り上げました。

 

 

 

そこで少なからずこんなことを思った方はいないでしょうか。

 

 

 

 

「やりたいことがない人がやりたいことリストを100個作るなんて、まずやりたいこと無いんだし矛盾してるでしょ。

 

 

 

と。

 

 

それは僕も同じで鉛筆を握る前はずっとそんなこと考えてました。

 

 

そこで僕は紙を目の前に置き、鉛筆を握りました。

 

 

そして心の叫びをひたすらに聞きました。

 

 

 

今僕は一体何がしたいのか、

 

 

 

将来どうなりたいのか、

 

 

 

どういう自分でありたいのか、

 

 

 

 

 

必死に自分に問いかけました。

 

 

 

 

すると、

 

 

確かに聞こえてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼女が欲しい」

 

 

 

「金持ちになりたい」、

 

 

 

インフルエンサーになりたい」………

 

 

 

 

「秘境で釣りをしたい!」…

 

 

 

これが僕の純粋な心の叫びです。

 

そしてその欲望をそのまんま紙に書きました。

 

 

他にもとにかく、やりたい!ワクワクする!と思ったことをどんな些細なことでも構わず片っ端から書いて行きました。

 

 

そして書いている間に気づいたのです。

 

 

 

あれ、俺、やりたいこといっぱいあるじゃん。。。

 

 

 

そう、つまり

 

 

 

 

誰にでもやりたいことは一個や二つは絶対にあるのです。

 

 

 

 

ちなみに僕のやりたいことリスト100がこちらです。 ↓

ngron.hatenablog.com

 

 

そこで 実際にやりたいことリスト100を見返してみました。

 

そのリストはもはや妄想と欲求の塊でした。

 

 

その大半が最初っからできっこないと思い込んでいるだけであり、自分の欲求に蓋をしていたのです。 

 

 

つまり、本当はやりたいことがあるのに

自分の心に嘘をついて「やりたいことがない」と正当化していたということです

 

 

 

特にやりたいことがないと叫んでいる方はほど作ってみることを勧めます。

 

もうなんでもいいです。

有村架純と付き合いたい」、「行動力のある人間になりたい」とか、実現できるか考えずに思ったことはなんでも書きましょう。

 

そしたら必ず100個も出せなくても10個や30個程は出るはずです。

 

ちなみに書いている間はあまり考えすぎず、妄想モードに入ってワクワクしながら書くことがおすすめです。

 

 

というわけで、自分の本音を紙に書いていきましょう。

 

 

そしたら気づきます。

 

 

私、やりたいこといっぱいあるじゃん。

 

と。

 

 

 

やりたいことリストを作るのは自分の欲求や妄想を可視化するということ。

 

 

本音を描いた心が見えれば嘘偽りのない自分の本当の姿が見えます。

 

 

 

この記事で一番伝えたかったことは

 

 

 

自分に本当はやりたいことがあるんだと気づいて欲しいということです。

 

 

 

それでは、紙と鉛筆を持って、心の叫びをぶちまけましょう。

 

 

内に秘めたやりたいことがきっと眠っているはずです。

 

 

 

それでは。

 

僕のやりたいことリスト100を作ってみた

急に質問します。

 

皆さんは死ぬまでにはやっておきたいことはなんですか?

 

僕は大学生で未経験の塊です。

 

だから出来るできない関係無しにやりたいことリスト100を作ってみました。

 

半分以上妄想というもはや妄想リスト100です。

 

初めは全然出てこなかったのですが、2週間の間自分と本気で向き合い作ったので紹介したいと思います。

 

1.ヒッチハイクで日本一周

 

2.川や湖で釣りをする。

 

2.プログラミングができるようになる

 

4.自作アプリをリリースする

 

5.年収1000万を超える

 

6. 路上パフォーマンスする

 

7.好きなフルーツを好きなだけ食いまくる

 

8.人類未踏の地へ入る

 

9.自分にとっての幸せを見つける

 

10.速読を極めて一日一冊は読めるようになる

 

11.世界最強の防具を作る

 

12.トレジャーハンティングをする

 

13.未知の生物と遭遇する

 

14.世界中を釣りをしながら回る

 

15.世界中に自分の拠点を作る

 

16.ブログで人とつながる

 

17.ホリエモンに会ってしばかれる

 

18.100万分の一の人材、レアカードになる

 

19.自分で生きていけるだけの稼ぐ力を身に着ける

 

20.人見知りを極限まで減らす

 

21.海外へいく

 

22.世界を平和にする

 

23.一日を全力で生きる

 

24.ニュースを理解できるようになる

 

25.秘境で釣りをする

 

26.HIUに入る

 

27.気の合う仲間を10人以上作る

 

28.夢を見ずに寝る

 

29.スカイダイビングをする

 

30.カラオケで90点以上だす

 

31.痔を治す

 

32.クワガタ採集

 

33.川を眺めて一日を過ごす

 

34.未確認生物を証明する

 

35.臆病を治す

 

36.富士山に登る

 

37.宇宙に行く

 

38.UFOを見る

 

39.無人島でサバイバル

 

40.無人島制覇

 

50.世界自然遺産を制覇

 

51.文字嫌いを克服

 

52.DMMアカデミーに入る

 

53.早寝早起きを習慣化

 

54.自意識過剰をなくす

 

55.程よくひきこもる

 

56.直観力を極める

 

57.心の声に100%素直になる

 

58.魚がさばけるようになる

 

59.童貞卒業

 

60.探検家に会う☑

 

61.信頼される人間になる

 

62.モンハン仲間と引きこもってモンハンしまくる

 

63.リアルモンスターハンターを実現する

 

64.貧しい人を救う

 

65.何か一芸に秀でる

 

66.ダイビングする

 

67.大物をモリで突く

 

68.リアルムシキングをやる

 

69.寝食を忘れるほどの何かに熱中する

 

70.人に尊敬される

 

71.得意なことを見つける

 

72.本当にやりたいことをみつける

 

73.女に慣れる

 

74.彼女を作る

 

75.英語を話せるようになる

 

76.100回以上ヒッチハイクする

 

77.リゾートバイトをする

 

78.マングローブへ行く

 

79.ケイビング(洞窟探検)する☑

 

80.ボルダリングする

 

81.最強の武器を制作する

 

82.スケボーで街や海沿いを快走

 

83.映画で泣く

 

84.自分でなにかしらのイベントを開く

 

85.自分に自信を持つ

 

86.クレイジージャーニーのゲストに会う

 

87.全力で動いて全力で食べて全力で寝る

 

88.駐車できるようになる

 

89.料理ができるようになる

 

90.ギターを弾いてみる

 

91.ブログで月10万稼ぐ

 

92.路上パフォーマーに弟子入りする

 

93.バズる

 

94.ディズニーランドへ行きたい

 

95.エベレスト登頂

 

96.パソコンに無敵になる

 

97.Gordさんに会う

 

98.ドローン操縦

 

99.VR体験

 

100.ヤンキーに絡まれても身を守れるようになる

 

 

いかがだったでしょうか。

 

これは僕の心の叫びです。

 

なりたい自分でも妄想でもなんでもいいでしょう。

 

とにかくどんな些細なことでもワクワクすることを書いていきましょう。

 

理想が現実に変わった自分を想像すると、ワクワクしませんか?

 

みなさんもぜひ作ってみてください。

 

これを作ることによってあなたのやるべきことが可視化されます。

 

今後増えていくと思うんでまたその時は更新します。

 

それでは。

千葉から愛知へ15時間かけてヒッチハイクした話。

 

今、千葉に住んでいる僕は愛知までヒッチハイクで消耗してきました。

 

ではなぜわざわざ千葉から愛知へ向かうことになったのか。

 

それはただ、愛知に会ってみたい探検家がいたからです。

 

 今回会いに行く方は洞窟探検家、吉田勝次さん。

愛知県(一宮市)に事務所があるそうです。

 

Facebookでアポをとり千葉から愛知へ飛んでいきました。

 

そこでかかった時間はなんと15時間。

 

それではトラブルだらけの怒涛の戦いをご覧ください。

 

・千葉編

~パンツがない~

 

ヒッチハイクの朝、僕はいつも通り鬱の状態だった。

鬱というのも、いつもなら単にヒッチハイクは恥ずかしいし怠いという感情から生まれるものだった。

 

が、今回は違った。

 

 

朝起きたらパンツが乾いてないのだ。

 

千葉のシェアハウスから外を眺めた時、そこは雨上がりだった。

そう、昨晩に干した洗濯物が全て乾いていないことに気づいたのだ。

 

その瞬間、ノーパンヒッチハイカーが誕生した。

家にマッキーを忘れ、

やる気を無くした僕は電車を使い、東京からのスタートを決意する。

 

お気づきだろうか。

 

僕:「マッキーが無いとヒッチハイクできないじゃん、じゃあ千葉でやらなくて済むからラッキーだな」

 

という都合のいい理由を作り、密かに千葉でのヒッチハイクから逃げたのだ。

 

 

・用賀IC(東京)~足柄PA(静岡)

 

時刻は昼の12時、、

 

用賀インターへ向かう途中、ポッケに入れていてシェイクされたコーラを飲んだ僕は、コーラが爆発し早くも上の装備を無くした。

 

そして裸の上に半袖のジャンバーになり、防御力が下がるついでにエロさが増した。

 

 後にコーラまみれになった手でコンビニのマッキーを購入。

 

序盤から何もいいことがないと思いつつ用賀インターへ到着。

ここでの戦いは2回目だが待つ事40分、人生初のトラックが乗せてくれた。

 

興奮した僕は飛び乗るかのように助手席へよじ登ったが、

あまりの助手席の高さに足が追い付かず太ももを完全につってしまい運転手を3分待たせた。

 

乗せてくれた方は穂住(ほずみ)さん、55歳。

 

・中三で盲腸を切る。

・警察官になりたかったが身長が165cmなくてなれずに夢を断念。

・26歳でくも膜下出血を起こして死にかける。

 

という若い時ながら病気を患い壮絶な体験をしていたそう。

 

病気の原因が分からないとおっしゃっていたので、

「ストレスや生活スタイルとかが原因ではないんですか?」っという質問をしてみた。

 

するとこう返ってきた。

 

 

55歳:「全ては神のみぞ知るもの」

 

ストレスに違いないと考えている僕は面を食らったがとりあえず頷くしかなかった。

 

自分に降りかかる災いは神からの試練なのだろうか…。

 

考えるだけ無駄だと思った。

 

そして足柄PAについた僕は穂住さんから牛丼を奢ってもらうことになる。

 

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 牛丼を奢ってくれた覆面ドライバー

 

初の奢り飯は最高に嬉しかった。本当にありがたい!

 

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富士山をバックに別れを告げ、次は名古屋方面を目指す。

 

・足柄PA(静岡)~フジ(静岡)

 待つ事40分、二台目の車が止まってくれた。

なんと中身は、初の外国人だった。

 

外国人:「フジ イク ドウスル?」

 

僕:「イク テンキュー」(断れない)

 

たったの5秒だった。

 

そう、僕は乗せてくれる方には断れない性格。

正直「フジ」ってどの辺なのか全然分かっていなかった。

 

PAなのかそれともICなのか、見当がつかぬまま勢いで乗ってしまった。

Googleマップを入念にチェックしなかった自分を悔やんでいる。

 

 

乗った瞬間、Facebookを交換をせがまれ交換してもらった。

 

早速、どこの国から来たのですか?と質問してみた。

 

謎の外国人:「ベル」

 

僕:「ベル…」

 

そう言われ、初めて聞く国名に焦った私はベルという国を必死で検索にかけた。

 

だめだ、美女と野獣にでてくるベルしか出てこない

 

その後何度も質問してみたが、

どの回答も「ベル」、「ベル」、「ベル」

 

何度調べても国名が分からず焦りに拍車がかかった。

最後には、もういい、ベルでいこうと決断。

 

僕:ベルはどういった国なのですか?どの辺にあるのですか?

 

ベル人:ドウイウコト?

 

僕:ベルという国を初めて聞いたのですがどこにあるのですか?

 

ベル人:シツモンノ イミガワカラナイ

 

僕の発音が悪いのか、それともベルではないのか…。

ここでベルではないことを察知した僕はなぜか大統領の名前を聞いた。

 

僕:あなたの国の大統領は誰ですか?

 

ベル人:ニホンジンデ アルベルト・フジモリ イタヨ

 

これは来たと思い早速検索にかけてみた。

 

ペルーの91代大統領、アルベルト・フジモリではないか…

 

ここでペルーから来た人であることを確信した。

 

さらに話を聞くと17歳から20年間日本にいた現37歳のペルー人らしい。

 

日本では工場で働いていたが指を失い、今は車を売り込む仕事をしているらしい。

痛々しい指を見た僕は工場で働かないことを決意した。

 

そんなペルー人はゴールドカードを二回落とされてかなりキレていた。

 

高速道路の車間距離で議論になり警察に裁判を起こそうとしていたらしい。

 

正直凄いクレーマーだなと思った。

 

そんな話をしている中、僕は違和感を感じた。

 

 

明らかに車のスピードが落ちている。

 

目の前には富士IC出口の看板。

 

 

 

 

終わった。。。

 

 

 

地獄の戦いが待ち受けていることを悟った。

 

 

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ICまで乗せてくださったペルー人

 

案の定、僕は高速から降ろされた。

 

見えただろうか、笑みの奥底に眠る絶望の顔が。

 

それでも乗せてくれた事には本当に感謝している。

他人を乗せられる優しさと勇気は本当に素晴らしい。(泣)

 

・フジ(下道)~ 名古屋

 

料金所を通ってすぐの所に降ろされた。

 

そこは歩行者立ち入り禁止区域だった。

 

とにかく向かい側にある駐車場へ向かわなければ、

僕はただ料金所の前でリュック背負って立っているだけの変な人だ。

 

 

料金所から次々と出てくる車で横断できず身動きが取れない状態が15分程度続いた。

 

そして一瞬の隙を見計らってクラクションを鳴らされながらもダッシュで乗り切った。

 

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写真左(IC)から突っ走ってきた。

 

一件落着したと同時に絶望を抱いた。

それも1時間前まで、僕は順風満帆に高速に乗っていたのにまた下道に戻ってしまったからだ。

 

 

そして僕はIC付近の下道で捕まえる事を試みることになる。

 

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このアングルで立っていたため、まぶしすぎて目が焼けた。

 

開始から2時間が経過した…。

 

 

ただただナンバープレートを眺め、無意識に統計的なデータをとっていた。

 

「富士山(静岡)」、「富士山」、「富士山」、時々「沼津(静岡)」、「富士山」……。

 

そこであることに気づいた。

 

 

走っている車の99%が「富士山ナンバー」であること。

 

 

絶望の淵に落とされた。

愛知どころではない。少し愛知寄りの浜松方面すらいないのだ。

 

 

地図を見るとICへの入り口がもう一か所あることに気づく。

確実に捕まらないと思った僕はそちらへ向かった。

 

 

 

時刻はもう夕方の6時。

そこはさっきの場所よりはマシで色んな方面のナンバーがあった。

 

しかし現実はそんなに甘くなかった。

 

再び僕の目の前に現れたのは…

 

 

またしても「富士山ナンバー」だったのだ。

 

 

 

そして僕は一夜にして富士山ナンバーを嫌いになった。

そして半日にして富士山を嫌いになった。

 

 

探検家とはできるだけ今日中に会いたい。(メールではいつでもいいとのこと)

何よりあまり待たせたくはない。

 

終電を考慮した結果10時までは粘ろうと決意した。

 

そして僕は富士山をバックに計6時間は戦った。

 

最後は土下座をするよな格好になり、ボードを全力で掲げ満面の笑みでアピールする作戦にでる。

 

しかし、もう暗くて何も見えない。そして異常に寒い。足は限界。

 

僕からもカーナンバーが見えないし、向こう側もボードが見えないと感じた。

 

そしてスマホのライトで照らす作戦にはでたものの結局捕まらなかった。

 

やがて車通りが著しく少ないことにも気づき、

22時まで粘った挙句、電車で名古屋まで向かった。

 

6時間ぶりに椅子に座った瞬間、電車ほど楽な移動手段は他にあるだろうかと思った。

微妙な敗北感を感じながらも名古屋へ到着。

 

なぜあそこまで諦めなかったかよく分からない。

 

でもきっと、

通りかかる通行人が僕に「がんばれ~」という応援してくれたからだと思う。

 

本当に感謝している。

 

・名古屋(愛知)~探検家の事務所(一宮市

 

名古屋へ到着した時、時刻は夜中の0時を回っていた。

 

一宮PAへのICはあるが、当然ながら車はほぼ通っていない。

電車も走っていない。

 

事務所まで北へ15km。

Googleマップによると徒歩で3時間。

 

さあどうするか。もう足は限界だ。

 

だが考えて何もしないくらいなら動きながら考えるのがベストだ。

 

そう考えた僕はリュックの外に「北へ」と大きく書いたスケッチブックをぶら下げてただひたすら北へ歩いた。

 

僅かに通る車を狙いつつ自分の足で事務所へ向かうという作戦だ。

 

暗くて見えないけどやらないよりマシだと思った。

 

しかし、ぶら下げ作戦はまったく効果を発揮しなかった。

そのまま僕は路上で仮眠をとりながら15kmを歩ききった。

 

もう二度とこういうことはしたくないと思った。

 

 

事務所に着いた時刻は夜中の3時。

 

吉田さんはさすがに寝ていると思っていたが、ひょこっと事務所から現れ握手で迎えてくれた。

 

 吉田さん:「ようこそ!」

 

僕:「あっ、あの#%$#&’$&$さんですか?!」

※緊張により名前を忘れた

 

まず始め、吉田さんにこう言われた。

「明日の朝、松下というガイドと洞窟にいくぞ!今はとにかく寝ろ!」

 

僕はまさか洞窟へ行けるとは思ってなかったから普通に驚いた。

 

もちろん嬉しかったがこの疲れからの洞窟はやばいんじゃないかと思った。

 

早速事務所にお邪魔し、宿を紹介してくださり泊めさせていただくことになった。

 

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疲れで身動きをとれない僕は消耗しきった心と体を寝袋の中で休めた。

 

 

吉田さんとは二日後話すことに…。続く。

 

 

最後に、今回のヒッチハイクで学んだことを述べておく。

 

断る勇気を持つこと

 

・パンツを履くこと

 

・ポッケに入れていたコーラには注意すること

 

・下道はスケボーが最適だということ

 

 今回得た大事な教訓を今後も生かしていきたい。

 

そしてこの教訓が全世界のヒッチハイカーに響き渡れば幸いだ。

 

 

byノーパンヒッチハイカー