【洞窟探検するならCiaO!】無料でケイビングツアーを楽しんできた話。
どうも、探検家に憧れて探検してきたレオンです。
タイトルの通り、僕は実際無料で洞窟探検をすることができました。
それには色々わけがあるのですが、今回はそれにちょっとだけ触れて、後半ではケイビングツアーの魅力を紹介していきたいと思います。
「無料とかどうでもいいからさっさと洞窟探検の魅力を教えろ!」
という方は前半読み飛ばしちゃってください。
この記事、載せちゃって大丈夫なのかな…。
いや、見てはいけないブログだから誰も見ないだろう。
ケイビングツアーとは?
まず、ケイビング=洞窟探検であることを伝えておきます。
今回僕が参加したツアーは、洞窟探検プロガイドチーム「CiaO!」がガイドを務めるケイビングツアー。
プロガイドチーム「CiaO」のサポートにより東海地区でも洞窟探検することができます。
そんな東海地区の中で僕が参加したツアーは岐阜開催コース。岐阜の洞窟です。
その中でもいろんなコースに分かれています。
・チャレンジコース 料金 9500円
・アドベンチャーコース 料金 16000円
・ウルトラコース 料金 45000円
他にもありますが時期によって異なるのでまずこの3コースがメイン。
料金が高くなるにあたってより長時間かつ迫力満点なツアーを楽しめます。
なぜ無料で参加できたのか
なんでこんな高額なツアー無料で参加してんだ!とお怒りの声が聞こえますのでことの発端をお伝えします。
この記事に少し触れてますが、
↓ ↓ ↓
面倒くさいわ〜って方のためにもここで簡単に説明しておきます。
いきなりですが皆さん、クレイジージャーニーという番組を知ってますか?
簡単に言うと常人では考えられないクレイジーな人をゲストに招く番組です。
そこで出演していた洞窟探検家の 吉田勝次さんに感化されて
「この人やばい!会いたい!」そして「洞窟探検に行かせてくれ!」とメッセージを送ったんです。
すると、
的な返事がきて
メールでは洞窟連れてってあげるという返事は来なかったのですが、
実際事務所に着くと、
吉田さん:「うちの会社の松下ってやつが洞窟に連れてってやるよ」
僕:「(松下さんって誰だ?)」
という流れで、洞窟探検に連れていってもらえることになったのです!
飛んでませんが多分飛び上がるほど嬉しかったです。
ちなみに僕を洞窟に連れてってくださった松下さんという方は洞窟探検のプロガイドです。
・世界を4周半放浪した
・NASAの6次審査まで通った。
とか異色の経歴を持っています。(違ってたらすみません)
そんな松下さんと車で愛知の事務所から岐阜の洞窟まで向かう途中、僕はあることに気づきます。
僕:「松下さん、ツアーって普通なら料金かかりますよね?僕、財布の中300円しかないんですよ。。。」
松下さん: …
…
僕:「(松下さん? )
…
僕:「(松下、、さん? )」
※こんなドヤ顔っぽい言い方ではありません。
僕:「本当ですか!?本当に申し訳ないです×2、ありがとうございます!」
松下さん:「吉田さんがタダで連れてったれって言ってたから。」
僕:「マジですか!?」
松下さん:「ただな、君は客ではなくアシスタントのフリをしてほしい」
僕:「なるほど(意味を理解していない)」
まず状況としてはこんな感じ↓
なぜ僕がアシスタントになったかというと、
僕以外にツアーに参加しているカップルのお客さんがいるのですが、
現地でコースを選んで料金を支払うときに他のお客さんが僕のことを見て、
「あの人(僕)客なのに料金払ってないなんて不平等だ!」
という事態が起きてしまうからです。
でも僕がアシスタントならお客さんも、そこで働いてる人なんだーと思います。
という感じに僕は客ではなくガイドのアシスタントとして参加したわけです。
そう、洞窟に入ったことすらない世界一頼りないアシスタントが誕生したということ。
今回はどんなコースに参加したのか
もちろんですが僕はアシスタントなのでどのコースになるのかは全てお客さんにかかっています。
ここでおさらい。
・チャレンジコース 料金 9500円
・アドベンチャーコース 料金 16000円
・ウルトラコース 料金 45000円
僕はカップル(お客さん)がコース料金を選んでいるところを密かに聞いていました。
松下さん「お客さん、今回はどちらのコースをお選びでしょうか。」
カップルの男「んーー、最初だし、とりあえずチャレンジコース行っとく?」
カップルの女「えーー、どうしよーーー、迷うーーー!」
松下さん「お客さん、もう一個上のアドベンチャーコースの方がビショビショになって#%$#&$&#&$#ーーーーーーーー!!ってできますよ!」
カップルの男:「まじすか!?俺も#&’)&”’#&”’&$ーーー!!ってしてぇ!じゃあせっかくだし、アドベンチャーコース行っとく?」
カップルの女:「いいね!私も##’%%&$’%’)’ーーーーー!ってしたい!!アドベンチャーコースにしちゃおーーーーー!」
※耳が悪いのでなんと言ってるのか分かりませんでした。
僕:「(あれ、なんかグレードアップしたぞ)」
という感じにハイテンションな会話が続き、僕は16000円分の申し訳なさを覚えながら洞窟ツアーに参加することになりました。
松下さん、カップルのお客さん、本当にありがとう。
洞窟へ入る前の準備
洞窟に入るには基本的につなぎを着ていくことになります。
松下さん:「まず、濡れるの確定ですが、今回持参してきてくださった服の上からつなぎ(レンタル)を着てください」
ここで僕は究極の選択を迫られた。
まず僕には着替えが一枚もない。
そう、帰りの着替えはどうするか問題だ。
それに洞窟は意外と寒いと聞いてる。
この時迫られた選択しは二つ。
・帰りの服を犠牲にして洞窟の中で多少暖かい思いをするか
・帰りの服を確保して洞窟の中で寒い思いをするか
しかし、帰りの服がなくなると僕は帰りのヒッチハイクは泥だらけのビショビショ…。
一体そんな男を一体誰が乗せてくれるのか。
僕なんかに「帰りの服を貸してください!」と頼む勇気もない。
もうこの際考えるのが面倒になりとりあえず上の服は全部脱いだ。
上半身裸の僕:「すみません、まさか洞窟行けるなんて思ってなくて、、着替え、、持ってきてないです。。」
松下さん:「そうか〜、じゃあせめてパンツだけ履いてその上から着ようか」
僕:「すみません、パンツ履いてないんです…」
松下さん:「あ、そういう感じの人?」
僕:「いや…あの……あの…たまたま…つなぎの下、、スッポッポンで行きます。」
松下さん:「…」
※参加者の方は必ず着替えの服を持っていきましょう。
本来の洞窟探検の装備はこんな感じ。
洞窟専用のつなぎを着ます。
「つなぎ」を着ることによって、
ほふく前進した時にズボンが脱げて僕のアレが露出されるリスクが無くなります。
ちなみにアシスタント扱いのためか、僕だけプロテクターとグローブがありませでした。
非常に余分な会話が続きましたが、そろそろこの記事も洞窟へ向かいます。
いざ、洞窟へGO!
まずは長良川が近くを流れる山道を歩き、
山道から外れ、少し山を登ると…
ドン!(写真が欲しい)
ありました。
洞窟の入り口です。
僕:「穴小さ!」
お客さん:「フフ!」
幅は大体40cmかもうちょっと無いくらいでめちゃくちゃ小さい穴でした。
残念ながら多分デブは入れません。(喧嘩は売ってません)
来た人は必ず驚きます。
マジでこんなん入るの!?ってなります。
本当に小さい穴です。
ちなみに松下さんが洞窟専用らしきカメラを持っているため記念撮影も行いました。
ですがこれから先は残念ながら写真はほとんどありません。
なぜならアシスタントの扱いはこんな感じだからです。
↓ ↓ ↓
アシスタントは客ではないので基本的にカメラを避けまくります。
僕はもともとカメラを避けることは得意だったのであまり苦ではありませんでしたが、
いるだけでなんか申し訳なったです。
「ささっと洞窟の魅力を教えろ!」という声が聞こえましたのでそろそろ洞窟に入りたいと思います。。
ついに洞窟の中へ潜入!
興奮のあまり全然覚えてないですが、記憶をフルに振り絞り洞窟の中をお伝えします。
幅40cm未満の狭すぎる穴は縦穴になっており、降りたらすぐに洞窟の地面に着地できました。
辺りはもちろん真っ暗。ライトがないと多分死にます。
そして思ったより涼しかったです。温度は年中13度だそうです。
まず初めにガイドさんが洞窟ができる仕組みを説明してくれました。
僕は早く先に進みたくて全然話を聞いてなかったですが…。
覚えてる限りメカニズムはだいたいこんな感じ↓
地中に眠っている石灰岩が酸性を含んだ雨に溶かされて空洞ができます。
それも年月をかけてどんどん広がっていきます。
しかし最後には、溶され続けて洞窟の表面が薄くなっていくとついに崩壊してしまうのです。
こんな説明であってるのかな。
それでも洞窟のでき方を知ってから探検するとより面白いものになります。
なんと言って何億年の年月をかけたものに触れられるのも歴史を直で感じ取れる一つの魅力です。
しかし、とにかく僕は先に進みたかった。
パーティー構成はこんな感じ。
隊長が一番前で僕がお客さんを挟んで一番後ろ。
置いてかれたら終わります。
数々の穴を突破していかなければならないのですが、もうめちゃくちゃ狭かったです。
30cmくらいの幅しかない穴を容赦なくぐいぐい進んでいきます。
なんと言っても溶けた水がめちゃくちゃ冷たいし岩がゴツゴツ体にあたって痛い!
「松下さん、プロテクターとグローブください!」と心が叫んでました。
ある体勢を作らないと絶対くぐり抜けられない場所がいっぱいあるので、
ガイドさんが突破法を次々と指示してくれます。
先頭になって見本を見せてくれるので安心して洞窟探検できるところが非常に頼りになりました。
一番初めの難関はこれ、
岩と岩に挟まりながら背中と腕を密着させてできるだけ奥へぐいぐい進んでいきます。
ちなみに技名があるのですが数秒で忘れました。
これ、かなりやばかった。
地面までの距離が分からないのに滑り落ちなくてはなりません。
滑り下りれば広い空間と仲間が待ってます。
ちなみに、普通に痛かったです。
次にやったのがほふく前進。
ほふく前進って手だけを使うイメージがありますよね?
しかし、それだと体力を消耗するので極力足を使って前に進むのです。
足でぐいぐい進んでいきます。
そんな困難を乗り越えてきた先にはなんと、
ついに、
メインターゲットの、
地底湖です!
綺麗すぎじゃないですか!?
ちなみに地底湖の水も飲んじゃいました。
純度100%で冷たくて最高に美味しかったです。
アドベンチャーコースじゃないとおそらく見られなかったからお客さんに礼を言いたい。
本当にありがとう。
控えめに言って最高に綺麗でした。
そして一番やばかったのが冷たい冷たい水の上を、ほふく前進で進むこと。
全身がビショビショになるわけです。
松下さん「これ、かなり冷たいから覚悟しとかんとやばいぞ」
僕 & お客さん「え。嘘でしょ!?」
松下さん「いきまーす(入水) ウォォォォォーーーーーーーーー!!!ヒャャャャャーーーーーーーー!!」
お客さん「」
…
お客さん「いきます!(入水) ウヒョーーーーーーーーーーーーーー!!!!アーーーーーーー!!!!!!やばい!!!!!!冷たい!!!!!!!」
僕「(待ってる間怖すぎ)」
僕「いきます!(入水)
(あ、これやばいやつだわ)
フアァァァァァーーーーーー!!!
待って!、、、あそこが、、、やばい!!!
なんか、引っかかった!!
」
現場はこちら。大切な何かが岩に引っかかって前に進めないようです。
ピースなんてしてますが本当はそんな余裕はありませんでした。
相当冷たかったです。体感温度だと5度くらいかな。
最後の難関を突破して後は戻るのみです。
来たルートを戻るのかと思いきや全く別のルート。
なんと出口は別の穴かと思っていたら一周してて最初入った穴から出られました。
洞窟ってすごく不思議です。
所要時間は3時間くらいでしたが体感的には30分くらいでした。
洞窟から出たら「もうそんな時間経ったの!?」ってなります。絶対。
洞窟探検は最高に楽しかった!
冷たい!とか痛い!とか色々書いてましたが最高に楽しかったです。
めちゃめちゃ運動になるしなんと言ってもスリル満点!
みなさん、洞窟探検に行くなら「CiaO!」です。
洞窟に入って非日常を味わってみてはいかがですか?
日々の悩みも全部吹き飛びます!
最後に、
無料で体験したからにはCiaOの魅力を紹介しないと多分ガイドさんに怒られてしまうので簡単に紹介します。
CiaO!のここがオススメ!
・ガイドが的確な指示をしてくれるから安心して探検できる
・洞窟のいろんな知識を学べる
・ガイドがイケメン
・写真はガイドさんが撮ってくてスマホに転送してくれる
・地底湖が綺麗すぎる
これから洞窟探検する人へ伝えたいこと
・つなぎの下はスッポっぽんでも割といける
・洞窟は、痛い、冷たい、怖い。
・無料で行きたいなら申し込みページからではなく吉田さんに「洞窟行きたいです!」とダイレクトにメールで伝えてみる(ただし、若造に限ると思われる)。
以上。僕なりにまとめました。
皆さんも洞窟探検で存分に体を動かしてリフレッシュしましょう。
それでは。